【近況レポート】静岡の野池【6月初旬】
季節の移り変わりで、一時的に魚を見失いやすい時期になりました。
早く暑くなってほしいです。
- ほぼすべての池でスポーニングが終了
- メインベイトはまだ魚系が中心
- ギルネストには少し早いか?
- アフターから夏パターンへの移行
- 沖の浮草が目立ち始めましたが・・・
- シャローが絡む地形変化は必ず押さえておきたい。
- シャローの居つきの魚
- どんな釣りが有効か?
ほぼすべての池でスポーニングが終了
殆どの池でネストは無くなりました。
一部、季節の遅い池ではネスト関連の魚が見られますが基本的には終了です。
晴れた日の風裏ではフライ(今年生まれた魚)を守る雄や、
小バスを捕食しているボイルが見られるようになっています。
※このパターンはかなり短いので持って2週間くらいでしょう。
メインベイトはまだ魚系が中心
観察している限りでは、現時点のメインベイトは魚系(小バスや小ギル)です。
ザリガニ類はまだ多くは見られません。(6月中旬以降かな)
虫系に関しても同様で岸を見ている魚も多くは無いです。
ギルネストには少し早いか?
バスのスポーニングが終了すると、ギルネストの季節ですが
6月初旬の時点ではまだ少し早い印象です。(もうありますが多くは無いです。)
例年であれば6月の2週目~3週目あたりが最盛期なので
もう少し待つ必要がありそうです。
アフターから夏パターンへの移行
暫くは季節の移り変わりと、雨による濁り&水温低下、
光量減少により魚の居場所を絞ることが難しい状況が続きそうです。
シェードも有効ではあるものの、夏と比較するとまだ確立は低そうです。
春同様、状況変化のスピードが速いので昨日の釣りが参考にならない場合が多いです。
沖の浮草が目立ち始めましたが・・・
冬~春にかけて消えていたベジテーションが復活してきました。
静岡の野池では、浮草系が圧倒的に多く一部の池ではシャローにウィードも見られます。沖の浮草系は夏の定番カバーですが現時点ではまだ魚は少なそうです。
一方シャローが絡むウィードには小バスや小ギルが目立っており、
定期的にフィーディングの魚が入ってきているので、こちらは抑えておきたいです。
シャローが絡む地形変化は必ず押さえておきたい。
堰堤から届く対岸のブレイクや、岬の張り出し等
浅くなる地形変化が絡むポイントは高確率で魚がついている時期です。
高比重のノーシンカーや重めのフリーリグ等の遠投が有効になります。
夏とは違い、岸際ベタベタ落とさなくても超過が期待できるので
少し届いていないくらいのキャストでもでも、丁寧にアプローチすると
答えが返ってきそうです。
シャローの居つきの魚
基本的にはフラフラと動き回っている魚が多くなる時期ではありますが
一等地の激シャローに居つく魚が出始める時期です。
ワンドの最奥や流れ込み付近のカバーが絡むシャローに近づく際には
『いる』ことを前提にした方が良いです。
どんな釣りが有効か?
筆者はテンポよくカバーを打てる、ジグや重めのネコリグ
地形変化の乏しい池では、横さばきで早めのダウンショット
巻物は遅めのスイムベイトやスピナーベイトバイブレーション
遠距離を狙う為の高比重ワームのノーシンカーやフリーリグ あたりを多用します。